宴が終わると、どこか虚しさが去来する。
カミュは宝瓶宮の庭先に立ち、まだそこかしこで喧騒の名残をとどめている聖域を見渡した。
高所に位置する宝瓶宮からは、十二宮のほとんどを見下ろすことができた。
先頃から頭を悩ませていた問題に、これから答えを出さなくてはならない。
自分を想ってくれる人が、それぞれの宮でカミュの訪れを待っている。
その中からたった一人を選ぶのは、自分。
自分しか、いなかった。
カミュは宝瓶宮の庭先に立ち、まだそこかしこで喧騒の名残をとどめている聖域を見渡した。
高所に位置する宝瓶宮からは、十二宮のほとんどを見下ろすことができた。
先頃から頭を悩ませていた問題に、これから答えを出さなくてはならない。
自分を想ってくれる人が、それぞれの宮でカミュの訪れを待っている。
その中からたった一人を選ぶのは、自分。
自分しか、いなかった。
Joyeux Noël !
カミュがクリスマスを共に過ごす相手を、
サガ、ミロ、シュラの中から、あなたがお選びください。
これが無憂宮からのクリスマスプレゼントです(笑)。
誰か一人にしぼると、不満に思う方もいらっしゃるかと…。
はい、そうです。逃げました、ゴメンナサイ。
結末が楽しみと言ってくださった方々、すみませんでした。
でも、当初からこういう予定だったんです…。
だから企画物って言ったでしょ?(笑)